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現在、給与の支払い方法として
現金渡し、銀行振込があります。
そして、来年の春からは、デジタル払いも加わることとなりました。
◇ デジタル給与払いとは・・・
会社が銀行を介さずに
電子マネー・QRコード決済アプリに
給与を支払う制度・仕組みです。
今回は、気になる『デジタル給与払い』についてざっくりまとめてみました。
□ デジタル給与払いの目的
キャッシュレス化の促進
キャッシュレス決済の浸透
日本の銀行口座を持てない外国人労働者への給与払い方法
◎ メリット
従業員側は
銀行口座が不要となる
給与を使う度に『ポイント』が発生する
企業側は
給与振込にかかっていた『手数料』がかからなくなる
週単位、1日単位での給与払いがスムーズにできる
◎ デメリット
決済サービス事業者側に
給与金額、給与の使い道が知られてしまう。
□ デジタル給与払いと海外
アメリカでは同じデジタル給与払いでも
主流はPayroll
Card(ペイロールカード)が使われています。
Payroll Cardは、全ての支払いが可能で
電子マネー・QRコード決済とも連携できます。
かなり柔軟性のあるデジタル給与払いシステムです。
□ まとめ
時代とともに給与支払いの多様化が進んで行くようです。
電子マネー・QRコード決済の他にも
クレジットカード払い、デビットカード払いなども可能になるかもしれません。
お金を見なくなる日も、そう遠いことではないのかもしれません。
が、一方で・・・
2024年には新札が発行されます。
一万円札 渋沢栄一
五千円札 津田梅子
一千円札 北里柴三郎
また、銀行給与払いが デジタル給与払いとなると
銀行の主な収益の1つである「振込み手数料」が入らなくなり
銀行側としても大きな痛手となる可能性が出てきます。
ちなみにお隣韓国では、まだデジタル給与払いではありませんが
キャッシュレス化の普及率は96%以上とのことです。
屋台が多いイメージの韓国
屋台もキャッシュレス化が進んでいるのでしょうか・・・